インド出張での想い出(1990~)-9
1990.7.2
夜11時ボンベイ発のマドラス行き31時間の列車旅のスタート。
翌日朝7:30起床。列車は少しづつ登っている感じ。9時にSolapur駅に到着。結構大きな駅の様だ。20分の停車とのことでホームに出ると色々な物売りあり。中にはカーペット屋もあり。相変わらず停車する毎に窓に物乞いあり。
午後1時にWadi Junction着。ランチが来る。横40cm、縦25cmくらいの鉄の板状入れ物にライス、パン、ヨーグルト、カレー3種あり。ボリュームがすごい。勿論スプーンなど付いていないので手で食べる。インド人みたいだが味は良い。
ホームに水道があるので、顔、手を洗う。非常に冷たい。インド人も水筒に水を詰めている。
車窓は今迄に無かった山が見える。途中石がたくさん並べられており(きちんとした型に加工して)、恐らく石の産地であろう。予定で行くとやっと約半分来たことになる。
エアコン付き列車は快適だが、さすがに窓も開かない車両に31時間も乗れない。体が凍り付き、気持ちが悪くなる。途中二等車に移動し窓を大きく開け外の空気を吸うと快適だった。車両間にあるドアは開けっ放しで、ここも息抜きに最適。
ボンベイ・マドラス間にはデカン高原があり、そこを通る際、この地域は盗賊が出ることがある為、兵隊の服を着た警備の人が車両間のドア付近に立っていた。でも、彼が持っていたのは火縄銃のような作りで、果たして役立つのかと思ってしまう。
通路にいると、向こうから話しかけて来た27才前後の男性あり。生まれはインドだが、今シカゴに住んでいるとのこと。3週間の休暇で故郷へ帰ったが、最初の3日間Bombayで飛行機が取れず無駄に過ごさざるを得なかったとのこと。5年振りに来たが、何も変わらないとのこと。
又、列車が止まった。他の列車の待ち合わせだ。全くよく列車が止まる。暫く寝ていると、夜8時に大きな駅に到着。ジュース2本を10ルピーで購入。1本をS氏へ。売り子が後でビンを返せといっている。持って行けば2ルピーもらえた。
ホームでお好み焼きみたいなのがあったので2個注文。外はパンケーキで中は玉葱とじゃがいもの甘く煮たものが入っている。S氏は食欲が無いとのことで、仕方無く2個食べるも結局1.5個分でギブアップ。
列車は翌日朝6時にマドラス着。31時間の旅、さすがに疲れた。
