インド出張での想い出(1990~)-77(パキスタン編)-③
2001.8.25
今朝の朝刊で目立ったのは、ムシャラフ大統領の側近が交通事故で亡くなったこと、インド/パキスタンの経済交流は全て政治問題に明るい見通しが出てから(正式な数字では両国間の経済規模は年間1.5億ドルから2億ドルなるも、非公式にはその5倍あるとのこと)等があり。ホテルを出て、Tさんの親戚を通じて野球のボール製作を仲介してもらう御仁と共に現地の工場へ。現地における野球の打ち合わせ以下の通り。
1.ボールは硬式とソフトボールを製作中。出来具合は今一つ。全て皮製。
2.ボールは型入れ、圧縮、糸巻き、最終工程に順。
3.ミット等も輸出している。相手先は米国、カナダ、韓国等。軟式のボールも過去に海外からの依頼で検討したことあり。そのサンプル(日本製)を見る。
4.ボールのプリントは、先ずプリントした皮を用意し後で縫い付ける方式。軟球は細かい穴があるので難しい。両端にあるメーカーのろごの所に書くしか手無し。
5.先ずサンプルを4個ほど作ってもらうこととなる。
6.順調に進んだ場合、他社に声を掛けることはしないこと。又、本件は関係者秘密で進め、口外しないこととす。
7.硬式のボールは製作費が85セント/個で、これが売値となると110セント(約2ドル)くらいとなる。
シャルコットはとても豊かな町で、スポーツ用品、手術用器具の輸出を通じて相当の外貨収入あり。多分にパキスタンでも有数の豊かな町とのこと。政府に頼らず、個人の寄付で町の道路整備等が行われているとの由。なるほど、本日も街中で大規模な道路工事が行われていた。打ち合わせの後、ホテルに戻りシャワーを浴び一路イスラマバードへ。途中昨日見れなかったグジャラットの家具ショールームを見学。なるほど立派な家具を作っている。でも、値段は結構高い。欧米、中東に輸出されているとの由。途中、ぎらぎらに着飾ったバスやトラックが行き交う。結構何れの車もスピードを上げて過ぎ去って行く。Tさんは安全運転なので安心。
途中のどが渇いたので茶店みたいな所に立ち寄り、店をバックにTさんをデジカメで撮って店の主人に見せたところ、非常に驚いていた。撮ったばかりの写真を直ぐ見れるとは想像もしていなかったのではと思われる。その後に来た客にも何かカメラのことを話している様であった。途中昼食兼夕食の食事をしイスラマバードに着いたのが午後8時半。疲れた。お腹は減っていないが、近くの地元料理レストランJahangirへ。ホットアンドサワースープ、チキン、ナンをオーダー。チキンは少々辛目でうまかった。
2001.8.26
午前中はカーンのカーペット屋に行き打ち合わせ。
1.価格はナバホインディアンタイプで$1.35/Sqf(FOB)がCIFベースで$1,55/Sqf、コケイジョンタイプが$5/Sqfで福岡迄となる。都合19枚ほど購入。
2.総計で$1,400.~$1,500.になると思われる。
3.オーダーメイドは少々難しい。出来ないことはないが、価格は10%アップ、色違いだけであれば変らず。
4.DHLの運賃は10Kg迄Rs7、000.、14~15KgでRs12,000.掛かる。
5.米国製グリップのメーカーを紹介してもらうこととす。
6.購入した敷物の写真を写し、同時にカーンよりm表示のサイズ表を受け取る。今後共サイズはmとする。
7.カテゴリーAの場合、サイズは2x3f、2,5x4f、3x5 f、4x6f、5x7fがある。
8.CaucasianはSumakの製法に依る。Dureeもあるが、少々毛羽立っている感じ。値段は安いが。
午後Tさんの自宅で品物の選択を行う。同時にサンプルを一部持ち帰る。先日の品物に加え、たくさんのベットシーツをTさんは用意してくれていたが、日本では余り使わないこと、それとなく伝える。思い込みで集めてくれるのは有難いが、少々焦点がボケて来ている気がし心配となる。各々の品物の専門家ではないのであるから、当方も慎重に品物の選択をする必要あり。彼も、自分の自腹で買ってストックしなければならない品物がたくさん出来たが、後日この分をカバーして上げる必要あり。
夜Tさんは別の用事があったので、一人で近くのレッドオニオンに行き夕食を取る。チキンスープはまあまあだが、チキンのステーキ(日本の鉄板焼きと同じでジュウジュウと蒸気が立っている鉄板を運んで来るやつ)は見かけだけでうまくない。損した気分だ。頼んだクリーニングは折りたたむ様に記入したにも拘わらずシャツが全てハンガーで戻って来た。2日前と状況は全く同じ。ホテルの料金はTさんが交渉して格安なるも、サービスは今一つ。エレベーターは相変わらずスローテンポでなかなか来ない。
