インド出張での想い出(1990~)-76(インドネシア編)-①
2001.7.12
久々の海外出張。愛犬に別れを告げながら朝8時半過ぎに自宅を出て前原駅へ。入院中の親父の具合が気になるも、何とか回復しそうなので出張を決断。初めて福岡空港の国際線ターミナルから出発。ビルはきれいだが、機能は今一つと言った感じだ。国内線からバスで行かなければならない、チェックインカウンターも人ごみで長い列等々。新しい空港が昔から検討されているので、暫定的な意味合いで作られたのであろうか。
ガルーダ航空のGA887便に乗ると、ビジネスクラスはがらがら。30席くらいある内、座っているのは小生を含めて6名のみ。離陸時大雨。6時間半ほどでデンパサール到着。さっそうと一番でパスポートコントロールへ早足で向かっていたところ、土産の袋を機内に忘れていることに気付く。近くにいた係官と共に機内に戻るも、既に荷物は忘れ物の担当のところに。パスポートコントロールに行くと長蛇の列。横のインドネシア人専用は数人しか並んでいないので駄目元で並ぶ。問題無く受付はされたが大きな問題発生。インドネシア訪問の目的の欄のビジネスをマークした為、ビザはあるのか、どの様なビジネスかとしつこく聞いて来た。観光の欄にマークすべきと後悔。上司に報告しなければならないと言ってきたので、言い訳シリーズを並べて対抗。最後に係り官が、今回は見逃すが、俺も幸せにしてくれと、いつか聞いた台詞が出てきた。仕方なく手持ちの10万ルピア(¥1,200.)相当をカウンターの裏で入国カードと引き換えに手渡す。忘れた土産も忘れ物カウンターで受け取る。
外に出ると、トニー夫妻が迎えに来ていた。ウブド迄は1時間ほどあるので、食事をしようと誘ってきたので有難く受ける。3人でフォーシーズンホテルの近くのビーチにあるオープンタイプの海鮮料理屋へ行く。自分で魚を選びバーベキューしてもらうスタイル。ビーチにテーブルが並び、なかなか素敵なところ。日本人も結構いる。隣りのテーブルでは日本人の20代女性が、現地の若い兄ちゃん2人と話している。気を付けろと言いたい気分だ。
トニーは3人の子供がおり、2人が息子で一番下が女の子。さすがに一番下の子がとてもかわいいと目を細めていた。1時間少々でウブド着。夜は19度くらい迄温度が下がるとのこと。でもとても心地よい。ホテルPringga Juwitaは町の中心部の近くにあるが、急な細い坂道を登って行く必要あり。こじんまりしているが、部屋には電話もテレビも無し。コテージ形式と書いていたが、ビジネスマン向きではない。入り口には大きな錠前が付いており、中からは棒をはさんでロックする形式。別の扉をあけると、塀はめぐらしているが上部はオープンになっているバスルーム。なるほど星を見ながら入浴出来るが、扉には鍵が無く隙間あり。部屋も暗く少々気がめいる。玄関のすきまから蚊が入って来るので、今晩は蚊との戦いを覚悟しなければならない。HISを通じて予約したが、新人のような女性が素敵な部屋だと強く勧め追加料金迄払ったのに、とんでもないプアな部屋で強い憤りを感じる。
2001.7.13
朝近くを散歩。マーケットに人がごったがえしている。10時にトニーが迎えに来てくれ彼の会社へ。お父さんが60年代に事業を開始し成功したもの。1.5ヘクタールの敷地には彼の自宅、工場、木彫りを中心とした展示場、絵画の美術館があり、とてもゆったりとしている。結構な金持ちだ。絵画も有名なササビーを始めとしたオークション会場の発行する本にも載っている作品もあり。暫く打ち合わせを行うも、小生が頼んでいた商品全てを展示場の一画に揃えていてくれた。頼もしいパートナーであることを改めて認識。
ホテルの件を話すと、早速関係先に連絡を取ってくれ、2ヶ所の5スターホテルを訪問。一つ目も素晴らしい設備及び眺めで、部屋も豪華版。一人ではもったいない部屋だ。彼の友人であるマネージャーと交渉してくれ、税込みで400ドルのところを朝食付きで220ドル迄値下げしてくれた。但し、2泊のみで、最後の日曜日の夜は満室で駄目との由。残念ながら諦める。次に少々離れているが、未だ正式にオープンしていないリゾートホテルに向かう。2車線の道路から、未だホテルの看板も無い細い道に入り、住宅街の路地を暫く進んだ所にあり。車で進んでいる限りはとてもこんな豪華なホテルがあるとは信じられない。部屋は一部建設中なるも、ウブドの中心部にあるホテルの系列で、オーナーは海外の一流ホテルをよく承知して作る人だから間違いないとのトニーの話は本当であった。一泊250ドルの部屋で、税込みで300ドルちょっとか。これを朝食付きで150ドルでまとめてくれた。部屋からは向かいの段々畑が見え、専用の小さなプールまで付いている。一人ではもったいない。全部で20室ほどの規模で、未だ9室しか出来ていない。8月に正式にオープンするとの由。夜、同ホテルのレストランで食事。自宅へ電話したところ、親父が反応しなくなったとのこと。少々気になる。
