インド出張での想い出(1990~)-77(パキスタン編)-④
2001.8.27
本日でやっとこの魅力の無いイスラマバードから脱出出来る。天気はよさそうなので砂嵐で飛行機が遅れることはなさそうだ。Tさんと打合せ後ホテルを11時半に出て空港へ。国内線のチェックインカウンターで君の席はコンファームされていないよとの冷たい言葉。コンファームを頼んだホテルのボーイは太鼓判を押して大丈夫と胸をはって言っていたにも拘わらず。カウンターで処理出来たので一先ず安心。全くこの国は出る迄何があるか分からない。ビザは本日で切れると言うのに。
1時間40分ほどでカラチ着。カラチに着く前に広大な砂漠が続いていた。行きと同様にカラチ、イスラマバード間の国内線(ジャンボジェット)はサービスが良い。次の成田行き迄6時間近くあるので、パキスタン航空のカウンターに行き待ち時間休憩の為ののホテルをアレンジして欲しいと申し込んだらOKとの返事。ラッキー。但し、ホテルはダウンタウンにあるので、夕方の交通渋滞を考えれば、ホテルにいるのは正味1時間くらいとの説明あり。近くのホテルは無いかと聞くと、サービスは今一つなるもと言いながら早速電話してくれる。ところが満室で駄目。
それでは、せっかくカラチに初めて来たから車で3時間ほどカラチを見たいのでパキスタン航空の費用で車を手配して欲しいと要求したところ、係るサービスはやっていない。但し、安心出来る車は紹介出来るとのことで係りの人が一緒に下のフロアーにあるRADIO CABに案内してくれ、且つ、細かく運転手に指示してくれた。結構パキスタン航空もいいじゃないと改めて見直す。ドライバーは英語も話せ、車はクーラー付きのカローラ。イスラマバードと違い、カラチは町が相当に大きく活気がある。カラチの方が俺には向いている。
先ず市内のマーケットに連れて行ってくれ、彼もカバン持ちで一緒に中を案内してくれた。雑多な品物が所狭し戸並んでいる。一度ここでTさんと品物の選択をした方が良いと痛感。ドライバーに聞くと、このマーケットはゼノマーケットサダと称するとの由。次に長いビーチに連れて行ってくれた。相当に長いビーチでアラビア湾に面し高波が押し寄せていた。風も相当に強い。砂浜には観光客らしき連中がおり、それをねらった馬、ラクダの乗り物が声を掛けて来る。2.5時間のドライブも結構楽しめた。空港に戻り清算。キロ数に応じて料金計算するシステムで58キロにてRs730(約1,500.円)は安い。結構面倒見てくれ、且つ市内のかなり難しい駐車も楽々とやってくれた運転手にチップRs200(約¥400.)をはずむ。彼は中東に何度か出稼ぎに行ったことがあり、出身は紛争で有名はカシミールとの由。
カラチの空港で何かお土産を買おうとレザー店に入ると余り買うもの無し。向いの免税店を含め他に店はないのかと聞くと無いとの返事。ところが、後で別の方角に5~6件の店を発見。実にいい加減な奴だ。ムルタンセラミックがきれいだったので購入。主人は片手が不自由な為左手のみで器用に陶器を包む。20時30分のPK860は定刻に出発。空中に行くとほっとした。
2001.8.28
約7時間後マニラ着。早朝の到着だ。行きで慣れているので早速売店に行きサンミゲルを購入。少々肌寒いがビールを一気に飲み干す。ビジネスクラスなるも、席はいつも通り狭く足のフットレストも無い。且つ、後ろの席には小さい子供連れの親子。御主人がパキスタン人で奥さんが日本人。この奥さんも声がでかく子供と話す声が後ろから響いて来る。又、後ろの女の子も電子ピアノか何かを演奏し始めた。幸いかな電池が残り少ないので途中で止めてくれたのは助かった。子供連れで大変とは思うが、周りも考えて欲しい。
4時間ほどで成田着。機内には娯楽らしきものも無くひたすら寝るか本を読むだけ。ヘッドホンで音楽らしきものは聴けるが音も悪く且つ聞きなれない現地風の音楽ばかりで面白み無し。成田着13時半。結構旅行客がいる。未だ夏休みのせいか。スカイライナーで上野迄行きホテルTOWA上野でチャックイン。折角だからとインターネットで都内のキリムショップを探す。未だいくつか見えるだろう。その一つで南青山にあるB社と言う店を見つけ電話。当方の立場を素直に話したところ、会って話しましょうと返事あり。
打合せ内容以下の通り。
1.オーナーのM氏も脱サラして事業を開始。同じ場所で先ず家具、その後宝石、そしてキリムを10年程やっている。キリムはアフガン製。
2.店ではセールはやらない主義。5とか10周年記念等は別。
3.キリムを売ると同時に、それを使って何か物を作ることも大きな商売として実行している。バック等を見せてもらったが、7万円以上するが結構売れるとのこと。展示会等ではひっぱりだことの言及あ
り。基本的には店で作っており月に1個くらいしか出来ないとの由。
4.キリムはアフガンが一番良いとのこと。トルコも有名だが薄くて扱い易いことくらいがメリット。
5.クッションカバー等もあるが、日本で一度縫い直すことが重要。
6.マスコミの活用は重要だとの指摘あり。
7.輸入は全て航空便でやっているとの由。
8.航空代金を安くするにはUPSが一番安い。関税も払はなくて良い。UPSはDHLよりも安く、日本で登録すれば後払いも可能。
9.キリムの勉強をするなら、アマゾンで検索し”Living with Kilim”の本がお薦め。
10.名前は忘れたが、イスラマバードに面白い布があるとのこと。薄いものでショール等を作れば面白いとのこと。
11.反物は輸入が難しいので、例えばサリーとか言って輸入することを薦めるとのこと。
